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2017年12月28日

夏目漱石の作品のおすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類【2018年】

夏目漱石の作品を読んだことはありますか?教科書で取り上げられるほどなじみの深い夏目漱石ですが、まだしっかりと作品に触れたことがないという人も多いのではないでしょうか。そこで今回は夏目漱石のおすすめ作品とその選び方や種類についてご紹介します。

夏目漱石の作品のおすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類【2018年】

夏目漱石の作品の種類と選び方

夏目漱石の作品のおすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類【2018年】

日本一の文豪であり、今なお多くの世代に読み継がれている夏目漱石ですが、教科書で触れて以来まったく読んでいないという方も多いのではないでしょうか。今回は夏目漱石のおすすめ作品とその選び方についてご紹介していきます。

夏目漱石の作品の種類

夏目漱石といえば、高い教養と鋭い批判精神で人々を感化した反自然主義の文豪です。近代人のエゴイズムの追求をし、晩年は「側天去私」の境地を志向して、森鴎外と双璧をなしました。夏目漱石の作品は数多くありますが、初期の作品は漢学が好きだった夏目漱石の趣向もうかがえます。

初期の作品と、初期とは作風を異にし、だんだんと実存的関心を深め、エゴイズムの問題を追及するようになる洗練された後期の作品とに分かれています。まずは発表順に読んでみるのもおすすめです。

夏目漱石は「自己本位」を唱えましたが、常に「我執」の醜さにおびえていました。そのために、「自我」の主張を旗印とする自然主義とは対立しました。漱石文学の骨格には儒教的な倫理観や東洋的美意識があり、どの作品を読んでも作品の隅々にそうした部分を垣間見ることができるでしょう。

夏目漱石作品の選び方

夏目漱石の作品のおすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類【2018年】

夏目漱石は世代を超え多くの人に愛されていますが、その理由としてはやはり漢学の素養によって洗練された文体の読みやすさがあるでしょう。本を読んでくすっと笑いたい人は、『坊っちゃん』『草枕』『野分』『二百十日』などを書いた時期の、人生を余裕をもって眺めようとする低回趣味の傾向の作品をおすすめします。

しゃれたユーモアや美的世界の中に潜む遊び心は、「余裕派」と呼ばれ、当時の自然主義に対抗することとなりました。夏目漱石を読むときには、そうしたウィットに富んだ部分を楽しんで読むことをおすすめします。またあまり時間に余裕のない人は『倫敦塔』などの短編小説をまず読んでみることをおすすめします。読書は習慣づけることが大切です。

夏目漱石の作品のおすすめ人気ランキングTOP3

多くの作品を手がけた夏目漱石ですが、どれから読んでいいのか迷うことでしょう。ここでは夏目漱石のおすすめの人気ランキングTOP3をご紹介します。

自分の気分や生活スタイルに合わせて、夏目漱石の作品を楽しんでみてください。夏目漱石や文学が高尚でなかなか手を出しにくいという方も、夏目漱石作品のエンターテイメント性の高い作品なら苦なく読むことができるでしょう。

おすすめランキング3位『坊っちゃん』

口コミ

何度読んでも面白い 文学だ高尚だと自らの手柄かのように上からの人も多いが 何のことはない、当時のらのべの様なものなので 若い人も気軽に読んでみると楽しい気分にさせてくれます

おすすめの夏目漱石作品ランキング3位は、『坊っちゃん』です。単純で誠実な主人公が、社会の不正と対決するという勧善懲悪のストーリーを、近代小説に復活させたユーモアあふれる作品です。古い作品だなどと感じさせることも一切なく、いつ読んでも新鮮な面白さで読者を楽しませてくれるおすすめの作品です。

物語は主人公の「坊っちゃん」が四国の松山の中学校に数学教師としてやってくるところから始まります。同僚の山嵐と一緒に、悪玉の教頭赤シャツや野だいこと戦ったあげく、教師をやめて東京に帰るというストーリーです。多彩なキャラクターや飽きることのない展開にぐいぐいと引き込まれること間違いなしのおすすめの作品です。

おすすめランキング2位『それから』

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自分の意思に従って生きていくこととはどういうことかを考えさせられます。主人公の屁理屈屋で結局のところ積極的に物事を判断しない性格にとても共感してしまいました。

おすすめランキング2位は、『それから』です。夏目漱石三部作の第二作です。日本近代の知識人の典型として代助の生き方を通して、日本近代文明の歪みや矛盾を描いたおすすめの作品です。「高等遊民」というべき主人公は、職業も持たず、結婚もせず、父の財産に寄食して暮らしています。現代人から見れば、とても自由でうらやましい暮らしでもあります。

その代助が親友の妻三千代に愛情を抱き、ついには父から勘当されてしまって、実社会の中で独力で生きていかなくてはならなくなります。この『それから』以後、夏目漱石はエゴイズムが絶望にいたる課程を描こうとします。それが教科書にも載っている有名な『こころ』です。

おすすめランキング1位『こころ』

口コミ

学問や哲学や思想は、趣味にとどめておきたいとおもった。 こころや魂を揺り動かす、体験や風景にまさる人間活動はない。

夏目漱石作品おすすめランキング1位は『こころ』です。学校の教科書にも一部が載っている、とても有名な作品です。友人Kを裏切って現在の妻を得、Kを自殺に追いやった「先生」は、罪の意識をもちながら生きていましたが、鎌倉で知り合って親しくなった青年「私」に遺書を残して自殺してしまいます。

自我に忠実に生きようとする主人公の苦悩と、自然を考えずに観ることによって至る調和的心境との葛藤を夏目漱石は『彼岸過迄』で追求しました。しかしそれで問題が解決したとは思えず、その後に『行人』においては主人公を狂気に追い詰め、この『こころ』ではついに自殺にまで追い込んでしまいます。この頃夏目漱石は胃潰瘍の発作に苦しんでいました。

教科書で読んだ人にもおすすめ

『こころ』を一度読んだという方も、読む年齢によって感じることが違うでしょう。人生経験を積んでから読むのと、授業で教科書を読むのとではまた違った感じ方をするでしょうし、そうした自分の感じ方の違いを楽しむのもおすすめです。

夏目漱石の『こころ』を通して、自分の人生や生き方をのぞいてみるのもよいでしょう。何か新しい考えや視点が浮かぶことでしょう。再読して違った読み方をするのもおすすめです。

特徴・用途別おすすめの夏目漱石の作品

数多くの作品を生み出してきた夏目漱石ですが、ここでは特徴と用途別におすすめの作品をご紹介していきます。自分のライフスタイルに合わせて最適な作品を選び、ぜひこれを機に耽読してください。

名言

夏目漱石の作品のおすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類【2018年】

活字を読む習慣がない方や、どうしても忙しくて時間を作れない方は、まず名言から夏目漱石を知るのがおすすめです。ここではいくつか夏目漱石の名言をご紹介します。

「恋心というやつ、いくら罵りわめいたところで、おいそれと胸のとりでを出ていくものでありますまい」

「人間の目的は、生まれた本人が、本人自身につくったものでなければならない」

「あなたが今まく種はやがて、あなたの未来となって現れる」

「古い道徳を破壊することは、新しい道徳を建立する時にだけ、許されるです」

夏目漱石の精神を垣間見ることのできる名言が他にも数多くあるので、ここから夏目漱石の世界に入っていくのもおすすめの方法です。

代表作

夏目漱石の作品を一作も読んだことがない人には、代表作一作をまず選んで読むことをおすすめします。やはり夏目漱石の代表作といえば『こころ』でしょう。夏目漱石の『こころ』といえば、知らない日本人はいません。

教科書にも載っている有名な小説ですが、色々な登場人物の視点から再読をし、人間のエゴイズムの追求について思いをはせるのもおすすめです。また、自分だったらどうするかなど深い部分で物語に入り込むことをおすすめします。何度読んでも違った発見をできるおすすめの作品です。

俳句

漱石俳句集

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口コミ

文豪夏目漱石の俳句集です。初期の頃の俳句は、少しわかりにくい感じがしましたが、イギリス留学前後のものは、抒情的で、良いなあと思いました。夏目漱石という作家の理解を深めるのに良い本だと思います。

夏目漱石は、早くから漢籍に親しみ、漢学塾二末学舎で学ぶなど、夏目漱石の文学の骨格になる倫理観や美意識を青年時代に育成していました。第一高等中学本科に進学すると、同級には正岡子規がおり、その漢詩文集を漢文で評して「漱石」と号しました。

句作においては正岡子規の表を請い、以後、二人は親交を結びました。また、1905年には、高浜虚子の勧めで、句誌「ホトトギス」に有名な『吾輩は猫である』を発表しました。これが大評判となって、後々の小説創作へと繋がっていきました。

ここでは漱石の俳句を少し紹介します。

烏飛んで夕日に動く冬木かな

夕日逐う乗り合い馬車の寒かな

魚は皆上らんとして春の川

我に許せ元旦なれば朝寝坊

遊び心のある句から洗練された句までたくさんあり、夏目漱石句集も出ています。

エピソード

夏目漱石の作品のおすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類【2018年】

夏目漱石といえば、「木曜会」と呼ばれる会合が有名です。そこには、芥川龍之介や久米正雄、松岡譲らも参加しました。つながりが多く門弟を大切にした夏目漱石には数多くのエピソードが残されています。

夏目漱石は愛猫家でした。猫が死んだあと、夏目漱石は名前はまだない猫の卒塔婆にただ「猫の墓」とだけ書きましたが、 名前を付けなかったわりに、人間の場合顔負けの「死亡通知」を知人たちに送るということをしました。夏目漱石と猫のエピソードは、どこか吾輩は猫であるを彷彿とさせます。

また夏目漱石といえば故事からとってきてさすがという読みに「流石」といった漢字をつけた人間でもあります。こうしたエピソードは、夏目漱石の知性と遊び心をよく表わしています。

夏目漱石の作った言葉

夏目漱石はウィットに富んだ作品が有名ですが、多くの言葉に漢字を当てて新たな形で提供しています。例えば「うるさい」に対して「五月蝿い」という漢字を当てたのも夏目漱石です。

また「さすが」に対して故事から引いてきて「流石」と当て字をするなど、随所に見られるこうした言葉への独特な感覚には、知的な遊び心を見ることができておすすめです。

短編

夏目漱石の作品には短編も数多くあります。例えば幻想的な世界を描き出した「夢十夜」などがおすすめの短編小説です。エンターテイメント性の高い作品群とは違い、幻想小説にも近いような美しい世界を描きあげました。不気味な世界観や、妖しさが癖になるおすすめの作品です。

一夜ごとの夢の話が十夜に渡って描かれていますが、こうした発想もまた器用な夏目漱石ならではでしょう。夏目漱石の詩的創造性の結晶ともいえるおすすめの作品です。

若い頃

夏目漱石の作品のおすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類【2018年】

ここでは夏目漱石の生い立ちをご紹介します。1867年、江戸牛込の名主の末っ子として生まれた夏目漱石は、金之助という名をつけられ、里子に出されました。すぐ生家に引き取られましたが、今度は養子に出されてしまい、幼少時代は恵まれていませんでした。

しかし漢学に親しむようになって夏目漱石の文学的素養が育まれていきました。夏目漱石は小説もそうですが、漢詩や俳句も器用にこなしますし、そうした幅広い活躍はその知性と才能を伺わせます。

また、夏目漱石はイギリスに留学生として行ったことも有名です。ロンドンに渡り、本格的な文学論の研究を始めた夏目漱石ですが、日本と西洋の違いを痛感し、自分や研究の意味を疑ってしまい、留学費不足や孤独感なども手伝って最悪の神経症に陥ってしまいました。

その噂は文部省にまで伝わり、夏目漱石は正岡子規死去の報を受けた年に、日本に帰りました。

おすすめの夏目漱石の作品と3つの代表作品

夏目漱石の作品のおすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類【2018年】

おすすめの夏目漱石作品は『吾輩は猫である』です。中学教師くしゃみ先生の書斎に集まる迷亭寒月ら明治の知識人の生活態度や思考方法を、飼い猫の目から風刺的に書いたとてもユニークな作品でおすすめです。日本の近代化に対する夏目漱石の文明批判は、今なお新鮮です。

また、夏目漱石には夏目漱石三部作と言われる3つの代表作品があります。

夏目漱石三部作

『門』『それから』『三四郎』が夏目漱石の三部作にあたり、おすすめの作品です。

三四郎は第一部作で、明治時代の代表的な青春小説です。『それから』は漱石三部作の第二部で、この頃からエゴイズムの問題を中心にした創作活動をはじめます。

その後に作られた『門』は、友人の妻であったお米を奪って結婚した宗助が、罪の意識から逃れようと宗教に救いを求めるおすすめの小説です。

このあたりの展開には、『こころ』と通じたエゴイズムと良心や倫理観との葛藤がうかがえます。夏目漱石がいかにこの主題を大切にしていたのか、問題にしていたのかがよくわかりおすすめです。

後期の夏目漱石作品

この後に『こころ』を執筆し、生者として解脱を描こうとする前提を逸脱して死を書いてしまったことになりますが、『道草』ではその部分を反省して家庭生活の実装を独自の方法で描きました。

この方法の延長線上に、『明暗』を位置づけようとした夏目漱石でしたが、胃潰瘍が悪化してしまいこの世を去りました。

夏目漱石はその生涯を通して人間の業やエゴイズムの問題に関して果敢に挑んだ作家だといえるでしょう。

夏目漱石の作品の楽しみ方

夏目漱石の作品のおすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類【2018年】

夏目漱石の知性とユーモアのどちらを楽しみたいかによって、おすすめする作品は変わってきます。

夏目漱石のユーモアを楽しみたい人には『坊っちゃん』や『吾輩は猫である』をおすすめします。これらの作品はウィットに富んだ夏目漱石の創作が垣間見られるおすすめの作品です。

夏目漱石のユーモアを楽しみたい方へ

夏目漱石の知性あふれる遊び心を楽しみたい人には『草枕』や夏目漱石三部作、あるいはたくさんの知識がつまっている夏目漱石の専属作歌としての第一作『虞美人草』がおすすめです。特に虞美人草は、とても長い小説なのですが隅々まで夏目漱石の漢学の知識や知性が光っており、まだ洗練されたとはいえない無駄の多い文体が癖になるおすすめの作品です。

後期の作品はエゴイズムに関する主題を追求していったため、読書に深みを求めている人におすすめです。『行人』や『彼岸過迄』、『こころ』などがこの後期の作品です。自分の性格や好みに合わせて、無理をせずに読みやすいと思える作品を選ぶことがおすすめです。そして少しずつ夏目漱石の世界に浸っていくことをおすすめします。

夏目漱石作品に浸って楽しい読書生活を

夏目漱石の作品のおすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類【2018年】

夏目漱石は、一生涯人間存在の深淵に迫ろうとして苦闘を続けた作歌であり、そこで夏目漱石が提起した問題は今日においても未解決のまま私たちに降りかかっています。資本主義社会と人間の孤立化を指摘したり、現代日本文化が外発的であり、これを内発的なものにしなければならないということを強調してきました。

そうした夏目漱石のメッセージに耳を傾けつつ、夏目漱石の知性や創造的な遊び心を楽しみながら作品に触れることをおすすめします。夏目漱石の作品を思う存分楽しむによって、読書生活をよりよいものにしましょう。

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