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2017年11月29日

綾辻行人の作品のおすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類【2018年】

みなさんの好きな本のジャンルは何ですか。ミステリー作品は性別、年代を超えて人気のジャンルです。そんなミステリーブームの先駆けになったのが、綾辻行人さんです。綾辻行人さんの作品には、どのような物があるのでしょうか。ご紹介します。

綾辻行人の作品のおすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類【2018年】

綾辻行人さんの作品の種類と選び方とは?

綾辻行人の作品のおすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類【2018年】

綾辻行人さんは1960年12月23日生まれ、京都府京都市の作家です。「辻」の字のしんにょうのてんは2つで、この字は同じく作家の辻村深月さんが、綾辻行人さんに憧れて同じ字をペンネームにしたというのは有名なお話です。

綾辻行人さんの作風とは?

綾辻行人さんが書く本はミステリ、推理小説、ホラー小説などで、その作風は「新本格派ミステリー」として知られています。新本格派ミステリーとは、推理小説のジャンルの一つで、謎解き、トリックを通じて頭脳派名探偵が活躍するという内容のお話を指します。

綾辻行人さんが「十角館の殺人」でデビューした1987年から、国内のミステリーの新人作家が次々とデビューし、一般的な注目も集まりました。この一連の動きを「新本格ムーブメント」と呼び、話題になりました。

綾辻行人さんの作品の選び方とは?

綾辻行人さんの作品には、館シリーズや囁きシリーズといった「〇〇シリーズ」と呼ばれる物が多数あります。基本的に一作一作独立したお話なのですが、順番に読んでこそわかる「仕掛け」が隠されているので、シリーズ物は順番に読み進める事をおすすめします。

綾辻行人さんの作品を初めて読むという方は、殺人鬼シリーズを読む時に注意が必要です。このシリーズは不死身の殺人鬼が活躍する、いわゆるスプラッター小説のため、少し刺激が強い作品となっています。

トリックなどの綾辻行人さんらしい仕掛けは盛り込まれているため、綾辻行人さんのファンの中では「裏代表作」として人気ですが、初めて綾辻行人さんの小説を手にする人は覚えておくと良いでしょう。

綾辻行人さんのおすすめ小説トップ3とは?

綾辻行人の作品のおすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類【2018年】

綾辻行人さんは1987年に作家デビューし、その後たくさんの作品を執筆してきました。ミステリー小説流行の火付け役ともなった綾辻行人さん、読者にはどの小説が人気なのでしょうか。

第3位、暗黒館の殺人

暗黒館の殺人

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トリック自体は実にシンプルなのですが、 枝葉を張って、見事に覆い隠してくれます。 もう、職人技です。 “新本格”の看板はだてじゃありません。

綾辻行人さんの大人気シリーズである「館シリーズ」の第7弾で、数ある館シリーズの中でも長編の作品です。島田潔という素人探偵が、建築家・中村青司が建築に関わった奇怪な建物に魅せられ訪ねていくと、その先で惨殺な殺人事件が起こるという、トリック重視の推理小説となります。

全編通して島田潔が登場しますが、あくまでこのシリーズの主人公は「館」です。この作品は2005年、第5回本格ミステリ大賞候補になりました。

第2位、フリークス

フリークス

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個人的には綾辻作品の中でも上位にあります。 1、2作目はどうかな、と思いましたが3作目表題作のフリークスで評価が良い方にガラリと変わりました。 これを読むだけでもオススメです!

この小説は短編集です。精神病棟を舞台にした「夢魔の手-三一三号室の患者-」「四0九号室の患者」「フリークス-五六四号室の患者-」の3話で構成されており、どことなく静かで不気味な雰囲気を感じられます。

表題となっている「フリークス」が読者の中でも人気が高いお話です。ホラーとミステリーを掛け合わせた作風は、綾辻行人さんらしい物です。ホラーと言っても、心霊的なものやオカルトテイストではなく、あくまで精神病棟や、心の移ろいの描写でなんとも言えない恐怖感を煽ってきます。現実世界でも、精神病院の病棟は不思議な空間なので、その曖昧さが物語に生かされています。

精神病院患者をめぐり、何が本当で何が畸形(フリークス)なのか、現実と夢の境界をさまようようなお話です。

第1位、十角館の殺人

十角館の殺人

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巧みな視点変更で常にほどよい緊張感が続き、十分読み応えがありました。そうきたかー!と口に出てしまいそうでした。

この作品は綾辻行人さんのデビュー作であり、人気シリーズである「館シリーズ」の第1作目です。十角系の奇妙な館が建っている孤島、角島に訪れたミステリー研究会の大学生たちを襲う連続殺人、その結末には驚きのどんでん返しが起こります。

館シリーズは全部で9冊あり、どれも人気の作品です。

十角館の殺人の誕生秘話

綾辻行人さんは高校を卒業後、京都大学教育学部に入学し、京大推理小説研究会に所属していました。大学4年生の時に体を壊し、就職活動をする事ができなかった綾辻行人さんは、本格的なミステリーを書いてみようと筆を取ります。それがこの十角館の殺人の原型となった物で、その年の江戸川乱歩賞の第1次選考に残りました。

その後、同大学の大学院教育学研究科に進学、1987年に十角館の殺人でデビューした時、綾辻行人さんはまだ大学院に在籍していた頃でした。この作品は 第13回吉川英治文学新人賞候補にもなった作品です。

本格ミステリーの火付け役ともなったこの作品は、累計発行部数100万部を突破しています。この作品だけでなく、館シリーズはとても人気で、累計発行部数は2012年2月時点で409万部を超えています。シリーズ第5作目の『時計館の殺人』は、1992年に日本推理作家協会賞長編部門を受賞しました。

綾辻行人さんのおすすめ作品とは?

綾辻行人の作品のおすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類【2018年】

綾辻行人さんは、大学院に在籍していた頃から作家としての才能を持ち、ミステリー研究会にも所属していました。生粋のミステリー作家で、ミステリー作品のブームを起こした綾辻行人さんのおすすめ作品とは、一体どのようなものでしょうか。

代表作とも言えるのは?

綾辻行人さんの代表作とも言える作品が「館シリーズ」となります。館シリーズは「十角館」「水車館」「迷路館」「人形館」「時計館」「黒猫館」「暗黒館」「びっくり館」「奇面館」の順番で、全7話です。1話1話独立しているので、順番を間違えても話はわかるのですが、順番に読んでいくにつれてわかる「仕掛け」があるので、後悔しないように順番に読んでいくのがおすすめです。

デビュー作である十角館の殺人は、謎解き、よく練られたトリック、角島という孤島で行われる事件という、ミステリー小説の王道とも感じられる設定の中に、綾辻行人さんらしいストーリー展開と結末に引き込まれます。

シリーズ5作目の時計館の殺人では、少女の幽霊が出るという「時計館」が舞台です。時計だらけの屋敷、怪しげな心霊の儀式といった、ホラー要素も盛り込まれています。全話を通して、館シリーズは読者が自分で謎解きを楽しめるような作りになっています。ミステリー小説をよく読む人、物語を注意深く読み込める人は、自分で謎解きができるでしょう。

ゴシック要素強めのシリーズ作品とは?

緋色の囁き

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厳格な寮制の女子高で次々と起こる殺人事件。  本文の中のせりふにもある「まるでサスペリアのような」女学園。  50年代に実際に学園にいたと言われている魔女の存在。  主人公のルームメートが「私、魔女なの」と言ったあと殺されてから女子寮内で  次々と惨殺死体が・・・  綾辻行人先生が得意な学園ホラーもの。  イタリアの有名なオカルトホラー映画「サスペリア(ダリオ・アルジェント監督  1977年)」のファンである私としては、嬉しい内容です。  あとがきにもこの「サスペリア」のことにふれているのも嬉しい。  犯人は誰なのか? 主人公の少女は「自分が犯人では?」と自分に疑いを持つ。  そして彼女のクラスのクラス委員長と、その取り巻きが言う「魔女」とは?  ミステリーや綾辻先生のファンなら、きっと気に入る作品だと思います!!

綾辻行人さんの「◯◯シリーズ」の中の一つ「囁きシリーズ」も人気の高い作品です。この作品は「緋色の囁き」「緋色の囁き」「黄昏の囁き」の3話で構成されています。この作品は特に読む時に順番が関係ないので、気になった物から手に取ってみると良いでしょう。

舞台は全寮制の名門女学院です。「わたしは魔女なの」という謎の一言を残し焼死した生徒、その夜から次々と連続殺人が起こります。髪の毛、爪といった死体の一部を持ち帰る犯人、主人公にしか聞こえない囁き、全寮制の女子高という閉鎖された空間、全てが読者の想像力を掻き立てます。

この作品は、ミステリーというよりもホラーサスペンス作品でしょうか。館シリーズや他の作品にはない、ゴシックな雰囲気を楽しめる作品です。

綾辻行人さんらしい世界観の作品とは?

口コミ

たまたま、通りがかった通路にあったものを何気なく手に取って読みはじめたら面白くて、あっという間に読み終わりました。 それほど読書スピードがはやい方ではないのですが、二時間ほどで一冊読み終えました。 「どうなるんだろう?」「結末は?」そうおもって、どんどんページをめくり、興奮状態で下巻も購入! 面白いです。いろいろ怖いけど。怖いけど、先が気になります。 館シリーズほど難しくなく、題材も展開も身近なもので、「ありそう」で「なさそう」な……。 館シリーズを愛読している人には、きっと物足りないと思いますが、館シリーズで綾辻ワールドに挫折した人はこちらを先に……ぜひどうぞ。

ホラー、ミステリー、サスペンスを融合させた、いかにも綾辻行人さんらしい作品が「Another」です。この作品は2010年の「このミステリーがすごい!」で国内編第3位にランクインしました。また、第10回本格ミステリ大賞候補、第1回山田風太郎賞候補に選ばれました。

転校先で出会った不思議な少女に惹かれる主人公は、新しいクラスでとある違和感を感じます。あたかも存在していないかのように少女を扱うクラスメイト、主人公は、少女はもしかして幽霊なのではと感じ始めます。クラスの秘密は何なのか、なぜ死者が続出したのか、結末の完成度が高いのが特徴です。

得体のしれない何かから逃げる、そして学園物という舞台構成が「もしかしたら、明日自分の周りでも同じことが起こるのではないか」という気持ちにさせてくれます。綾辻行人さんは舞台の題材選びが秀逸で、学校や病院など、身の回りで利用頻度が高い場所から物語を展開させています。

綾辻行人さんの作品の特徴とは?

綾辻行人の作品のおすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類【2018年】

舞台設定や登場人物、物語の雰囲気など、綾辻行人さんの作品には綾辻行人さんにしか出せない物があります。そこに引き込まれる読者が多いのですが、どのような特徴が挙げられるのでしょうか。

殺人鬼が出てくる作品は?

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ぐろすぎて、気持ち悪くなったくらい表現が生々しい。 軽くトラウマになったが、この作品に出会えてよかったと思う。

綾辻行人さんの作品の中で裏代表作と呼ばれているのが、この殺人鬼シリーズです。殺人鬼シリーズは「覚醒篇」と「逆襲篇」の2話構成で、そのストーリーの衝撃さに度肝を抜かれます。理不尽な展開と殺人の描写、殺人鬼の正体とは一体何なのか、ミステリーとスプラッターの融合という、なかなかないストーリー展開は、綾辻行人さんならではの描写です。

綾辻行人さんの本を初めて手に取る人には、内容が過激なため注意が必要な作品となります。

様々なメディア展開

ミステリー小説好きならば一度は目にしたことがある「このミステリーがすごい!」にランクインした「Another」は、2010年に漫画家、清原紘によって漫画家、2012年にテレビアニメ化した後、実写映画化された作品です。

漫画はヤングエースで連載され、全4巻でコミックスになりました。原作と比べて登場人物や犠牲者の死因が若干違いますが、主要人物の人間関係を示す描写、漫画ならではの小ネタが面白く、人気の連載でした。

テレビアニメは2012年1月から3月まで放送され、キャストには阿部敦さん、高森奈津美さん、野中藍さんなどが起用されました。オープニングテーマを務めたALI PROJECTは、綾辻行人さんがアニメスタッフに希望を出し起用したと話題になりました。綾辻行人さんはALI PROJECTを気に入っており、本作品のインスピレーションを大いに受けたと話しています。

実写映画は2012年8月に公開し、山﨑賢人さんと橋本愛さんが主演を務めました。映画観客動員ランキングでは初登場第9位となりました。

綾辻行人さんのエッセイとは?

ミステリー、ホラー、サスペンス作家として有名な綾辻行人さんですが、エッセイ本も出版されています。「アヤツジ・ユキト1987-1995」「アヤツジ・ユキト1996-2000」「アヤツジ・ユキト2001-2006」「アヤツジ・ユキト2007-2013」の4冊です。内容はタイトルに書かれている年に出版された小説の脚注、発表された小説以外の文章、回顧録といった盛りだくさんな内容です。

綾辻行人さんの交友関係とは?

綾辻行人さんの交友関係はとても広く、宮部みゆきさん、楳図かずおさん、大槻ケンヂさん、京極夏彦さんなど11人と対談をした「セッション」という本が出版されています。ホラー、ミステリーを対談のテーマにしており、それぞれの著書や綾辻行人さんの本を読み解く鍵が隠されています。

他にもアンソロジー作品として「綾辻行人と有栖川有栖のミステリ・ジョッキー」という本が3冊出版されています。お二人がおすすめの作品を解説しながら紹介するという、とても貴重な内容です。ミステリーにかける思いや、この作品はなぜこのような作りなのか、ミステリーの歴史とはなど、ボリュームたっぷりの内容となっています。

綾辻行人さんの作品の楽しみ方とは?

綾辻行人の作品のおすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類【2018年】

ミステリー小説というのは、トリックや謎解きの結末が、現実的でなければいけません。辻褄の合わない物では、読者が納得できないからです。綾辻行人さんは、そんな現在的なミステリー小説の中に、ホラーやサスペンスという独自の世界観を取り込みました。いい意味で後味の悪い雰囲気や、現実世界であり得そうであり得ないというシチュエーション作りは、綾辻行人さんでなければ作れません。

その叙情的な描写の中に、きちんと読者が謎解きをできるエッセンスも盛り込まれています。物語に引き込まれるまま謎解きをしていった後に、どんでん返しの結末が待っています。ミステリー小説慣れをしている人には謎解きがしやすい物もあるでしょう。ですが、結末や伏線回収に驚かれる人も多いはずです。

本の世界を楽しもう!

綾辻行人の作品のおすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類【2018年】

今回は、作家の綾辻行人さんに関する情報についてご紹介してきました。いかがでしたでしょうか。

好きな本のジャンルのランキングでも、ミステリー作品は男女ともに人気の高い作品です。ファンタジーやSF、歴史物と、本にはたくさんのジャンルがありますが、ミステリー作品は性別や年代を問わず人気のジャンルとなっています。その人気の先駆けになったのが、綾辻行人さんです。

また、綾辻行人さんは作家の中でも憧れの存在となります。ミステリー・ジョッキーで対談した有栖川有栖さん、同じ年にデビューした宮部みゆきさん、ペンネームに同じ「辻」の字を使った辻村深月さん、現在も活躍している作家さんばかりです。

謎解きのトリックや、ストーリー構成が一見難しく感じるミステリー小説ですが、綾辻行人さんの書く文章は情景描写や心理描写が情緒的で、そこも魅力であり、引き込まれる点でもあります。

若者の活字離れや、読書離れが深刻化していますが、本は心を豊かにしてくれる物です。自分の世界を広げるためにも、本を手にしてみてはいかがでしょうか。

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